Aloha Aina ~ALOHA LIFE in KARUIZAWA~

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2009年 01月 09日

旅のお話 6

オアフからハワイ島へ

 6日目

今回初めて訪れるハワイ島。

夕方の飛行機の時間まで、半日と少し。
フラ三昧で過ごしたワイキキは、毎日スケジュールいっぱいで気がつけば
自分のお土産すらまだ買っていませんでした。
そこで先生と私はショッピングを楽しむべく、チェックアウトを済ませホテルにスーツケースを預け、
準備万端で買い物に出かけました。

効率よく買い物するために私たちは待ち合わせ時間を決め、それぞれ別行動をとりました。
先生のお誕生日だった昨日は、クロージングコンサートでホテルに帰ったのも夜遅く、
お誕生日のお祝いができなかったのが心残りでした。
そこで私はお気に入りのショップに立ち寄り、先生が身につけているパールのブレスレットによく似た
グリーン系のパールのピアスと女性アーティストの描いた多彩な絵を選びラッピングして貰いました。
先生と合流し、あそこのお店はこんなものがあった、こんなかわいいものを買ったと
お互いの収穫を報告し合いながらホテルに戻りました。

"買った物、スーツケースに入れちゃいたいですね。"
"でもホテルのロビーで荷物を開くのなんて日本人くらいですよね"
なんて話しながら行くと、いました!!!
白人さんのご夫婦が立派なスーツケースを2つも広げ、パッキングしなおしています。
先生と顔を見合わせ、"それでは私たちもと・・・"
お隣にスーツケースを広げました。

用意したお誕生日プレゼントを先生に差し上げると、ブレスレットと相性がピッタリねと
とても喜んでくださいました。
すると、にわかにお隣のご夫婦がざわつきだし女性がひざまずいてソファの下を見たり、
旦那さんに何かぶつぶつと呟いたりしています。
どうやら何かを探しているようです。
"何を探しているの?"と尋ねました。
探すことに夢中になっているのか、独り言のように呟いた彼女の英語をはっきりと
聞きとることができず、それが何かは分かりませんでしたが、私もとりあえず一緒に探すことに
しました。
ソファは大きく幅広で動かすことができそうにありません。
下を覗き込んでも暗くて何かが落ちている様子もありません。
でも彼女は絶対に落ちたのよ。こっちの方なのよ。といいます。
そして、私たちがパッキングをしているソファの下を覗き込みました。
"あそこに、ほら!"
一緒にのぞき込んだソファの奥の方に小さなカードらしきものが見えました。
ぽっちゃりと大柄な彼女ではソファの下に手を伸ばすことができず、もちろん上の隙間から
手が入るわけもなく。
4人の中で一番小さな私が、私なら・・・と手を伸ばしました。それでも届かず。
自分の荷物の中からいらなくなって折りたたんであった紙袋を取り出し、それにひっかけて
ようやくその小さなカードを彼女に渡すことができました。
それは、日本人の免許証くらいの小さいIDカードのようなものでした。

彼女はありがとうとお礼を言うと、自分の荷物の中から何かを取り出し
手渡してくれました。

それは真っ白な小さな天使でした。
花嫁のような白いドレスにバラを抱き、ビーズのティアラをつけ、レースの大きな翼を
携えている天使。
彼女が手作りしたそうです。

私は思いがけず、出会えた天使に嬉しくなりました。
壊さないよう、そっとバッグにしまい天使と一緒にハワイ島に旅立ちました。


Aloha Aina
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by aloha-aina-life | 2009-01-09 15:07 | Hula / Hawaii


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